ケイ酸を知ろう!〜旨くて売れる米作りの極意 ~

目次

稲作のトラブルを解決する鍵「ケイ酸」について

よくある稲作のお悩み

  • 稲の葉・茎が柔らかくて元気がない
  • 稲が弱く倒れやすい
  • ケアしているが病害虫が発生する
  • 米の心白粒の割合が大きい乳白米が発生している

こういった米作りに関するお悩みが、たった「1つの成分」で劇的改善が期待できる解決策をご紹介します。

その解決策は「ケイ酸を与えること」です。ケイ酸を適切に補給することで改善が見込めます。

冗談抜きで、土壌の改良&水稲の命を守ってくれます。土壌改良+稲の命を守る「最強の味方」。

そのケイ酸がどのような効果を発揮するのかを理解、納得してご利用いただきたく、ケイ酸についてご説明します。

異常気象・高温多湿でのケイ酸の重要性

毎年のように耳にする異常気象。夏の高温多湿が続き、作物の高温障害に大きく影響しています。

猛暑でも、ケイ酸を適切に施用した田んぼでは稲体が乾燥ストレスを受けにくく、光合成が持続します。
これが登熟期の品質安定につながります。

土壌中のケイ酸が不足していると・・・

根の水分吸収力が低下し、稲体は蒸散を抑えてしまいます。その結果、気孔が閉じ、光合成が低下して高温障害と考えられる登熟不良を招きやすくなります

ケイ酸を十分に含む土壌では・・・

稲がケイ酸を吸収することで受光態勢が整い、根傷みも軽減されます。根から水分がしっかり引き上げられ、葉の蒸散が正常に行われるため、光合成機能が十分に発揮されます

ケイ酸の施用で期待される効果

ケイ酸を適切に補給すると、水稲の生育が安定し、品質向上が見込めます。以下に主な効果を整理して説明します。

  • 水稲の光合成能力が向上し、生育を促進
  • 根・茎・葉を丈夫にして活性化する
  • 耐倒伏性が向上&病害や虫害に強くなり、耐病性UP
  • 米を低タンパク質化させ、食味がUP

これらの効果で、美味しいお米の安定的な多収が見込めるようになります。

ケイ酸がもたらす多面的な効果

病害虫抵抗力と倒伏防止

ケイ酸は根・茎・葉を丈夫に強化します。特に吸収されたケイ酸は植物細胞の表面に蓄積され、表皮組織を固くします。
これにより、いもち病などの病原菌の侵入を防ぎ、倒伏にも強くなります

葉の姿勢と光合成効率向上

ケイ酸をよく吸収した稲の葉は、ピンと立って厚みが増します。葉同士が重ならず受光効率が向上することで光合成が盛んになり、登熟が促進されます。
また、育苗期にケイ酸を吸収した苗は根張りが良く、田植え後の活着も良好です

育苗から田植えまでの利点

育苗期にケイ酸を吸収した苗は根張りが良く、田植え後の活着も良好です。初期生育が安定することで、収穫までの生産性に貢献します。

低タンパク質化で食味UP

茎葉中のケイ酸含量が高い稲は、生育後期まで葉が青々と保たれ、登熟期にも旺盛に光合成を続けます。その結果、成熟期にデンプンがしっかりと詰まり、タンパク質が少なく、粘りと甘みのあるごはんになります。

この食味にあたる「美味しいご飯」については、少し詳しく掘り下げていきます。

美味しい米づくりに欠かせない「ケイ酸」の力

美味しいお米とは?

私たちが「美味しい」と感じるお米には、いくつかの共通した特徴があります。
一般的には、品種、産地、栽培法、収穫時期といった条件が大きく影響しますが、成分的には「アミロース」「タンパク質」「水分」「脂肪酸度(玄米)」の4つの要素が食味を左右します。

これは「米・食味鑑定士協会」でも提唱されており1、これらの成分をもとに「食味値」が算出されるそうです。

なかでも、“タンパク質含有量”が食味を決定づける重要ポイントです。

タンパク質が”少ない”ほど美味しくなる理由

お米のタンパク質が多いと、炊飯時に水分を吸収しにくくなり、ごはんが硬く・パサつきがちになります。


タンパク質含量が少ないお米は吸水性がよく、ふっくらと艶やかに炊き上がります。

つまり、「美味しいごはん=タンパク質が低めのお米」とよく言われています。
そして、この“タンパク質量を抑えて”美味しい米へ導くために大きな役割を果たすのが、ケイ酸です。

ケイ酸がもたらす稲の変化

ケイ酸をしっかり吸収した稲は、光合成能力が高まり、健全で強い稲に育ちます
茎葉中のケイ酸含量が高い稲は、生育後期まで葉が青々と保たれ、登熟期にも旺盛に光合成を続けます。

その結果、成熟期にデンプンがしっかりと詰まった、半透明で硬質な米粒が実ります。
このような米はデンプン量が豊富で、タンパク質が少なく、粘りと甘みのあるごはんになります。

反対に、ケイ酸が不足した場合は、光合成が弱まり、デンプンが十分に蓄積されず、「乳白粒米」(白く濁ったもろい米粒)が増えてしまいます。これが食味の低下につながります。

日本人が美味しいと感じる米の良品多収のためには,ケイ酸の施用が不可欠です。

百津屋商店イチオシ「ケイ酸配合の資材」とは

それではいよいよ、ケイ酸を導入しよう!と決意しても、「ケイ酸だけ」の資材を入手することは一般的にはとても困難です。
だから、ケイ酸をより多く含んだ資材を選ぶことが大事になります。

当店のダントツおすすめは「綜合ミネラル宝素

有機JAS資材リストに登録された、天然由来の土壌改良資材です。特にケイ酸含有量は他資材と比べても際立っております。

農業に情熱を注ぐ皆さまに、ぜひおすすめしたい商品です。

綜合ミネラル宝素のご紹介

綜合ミネラル宝素の成分をご覧ください。

有機JAS適合資材

成分%
ケイ酸59.18
イライトクロライト18.45
酸化鉄5.46
カリウム3.37
苦土2.66
石灰4.77
チタン0.72
リン酸0.20
マンガン0.10
ほう酸0.93
その他微量
水分3.4

(2024.2.16時点)

ケイ酸の配合量がダントツです。ぜひ他の肥料と比較してみてください。

綜合ミネラル宝素は、一般的な肥料(リン酸・窒素・カリウムの配合)だけでは不足しがちな栄養素を多く含んでいます。
その効果により、土壌をグンと若返らせ、作物を丈夫に、さらに美味しく育ててくれるのが特長です。

もっと知りたい-綜合ミネラル宝素-

綜合ミネラル宝素は、ケイ酸を豊富に含む他にも農家さんの悩みを解決してくれる効果が詰まっています。
関連ページもぜひご覧ください。

近年、大きな自然災害や温暖化の異常気象が発生する年が続いており、米の収量・品質面で大きく影響を受けていませんか。
残念ながら相手が自然であるが故にいくら叱責しても響くことはありません。

だからこそ、気象に左右されない高品質米を生産するために、
ケイ酸を中心とした継続的な健全な土作りを行いましょう!

※個体差・天候・気候・地域差があります。効果を保証するものではありません。
使用上の注意をよく読んで用法・用量を守って正しくお使いください。

  1. 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会 審査方法 ↩︎